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飲んで死にますか やめて生きますか―アルコール依存症ものがたり
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 68510 位
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| 参考価格: | ¥ 1,995 (消費税込)
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名著
タイトルから想像したようなアルコール依存症の弊害や治療法そのものを記したような内容の本ではなかった。
前半はアルコールに依存した筆者の生活やトラブル、断酒会をきっかけにお酒を止めるところが描かれていくが後半、物語は意外な急展開を見せる。
お酒を止めた人がなぜまた飲んでしまうのかという疑問から筆者は心理学を学ぶ。
そして自らのアルコール依存の「根」を突き止めていく。
この過程で驚くべき自らの半生が赤裸々に綴られていくのだが、全体を通しての場面の切り替えや、話の引用、情景の描写など卓越した文章力には驚かされる。
読み終わった後には感動的な映画でも見たかのような後味が残った。
自らの体験、というよりも人生を通して、お酒にはじまり、心理学、そして生き方にまで広がりをみせていく名著である。
アルコール依存症の人はもとより誰にでもお勧めできる一冊である。
酒を必要としない幸せな人生を選ぶ
現在のところではアルコール依存症は不治の病といわれている。しかし、酒を断つことは可能だ。
著者の三輪さんは、自身の依存症から試行錯誤のうえに立ち直って、依存症回復者の施設を建設・運営するまでに至った経緯を克明に描いる。そこまでに至った苦闘に私は感動を禁じえない。
アルコール依存症の互助組織である断酒会に著者も参加するが、断酒を誓って励ましあっても仲間の脱落者があとを絶たない。やめたのに、またなぜ飲むのか。大きな謎に突き当たる。熟考の末に得た結論は酒が悪いのではない。飲まざるをえない「こころ」に原因があることを突き止める。
酒に罪はない。そのためには自分と向き合い、自分と戦うこと。そうすること以外に幸せを取り戻す道はない。
鋭利な刃物のような判断力と洞察力によって、よくぞここまで追求できたものだと、おこがましい限りだが、著者に敬意を称したい。まさに人格の改造を迫るほど果敢に自分自身に戦いを挑まない限り断酒は不可能なことなのだと知った。
アルコ―ル依存症に興味のない方でも、「男の生き様」を記録した小説として読んでも面白い作品だ。まことに洗練された文章に私は感服する。それにウットに富んだエピソードが散りばめられていて随所で笑いを誘う。時には目頭が熱くなることもしばしばある。また、物語構成とその展開は卓越していて老練な作家ではあるまいかと思うほどだ。
依存症で悩んでいる本人、その家族や友人におすすめしたい価値ある一冊だ。
星和書店
「酒のない人生」をはじめる方法 (アルコール依存症〈回復ノート〉 (1)) (アルコール依存症〈回復ノート〉 (1)) 「家族」が幸せを取り戻すとっておきの方法 (アルコール依存症〈回復ノート〉 (3)) 「飲まない幸せ」を手にする方法 (アルコール依存症・回復ノート) アルコール依存症に関する12章―自立へステップ・バイ・ステップ (有斐閣新書) アルコール依存症家族に贈る「回復の法則」25
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